天からの封書を開けよ

どうでもいい日常の中から捻り出して綴っていきます。

私の運営哲学

非公式で事を運んだ方が良いことがある。倫理や良心に反しても、そのほうが簡略で早いときがある。

例えばこの話。九州大学全学教育ではほとんどの授業で出席カード(正式名称は知らんよ)を導入している(入学したてのまだまだ高校生気分の学生にとっては、出席カード、コンピューター処理、代返...といったキーワードに半ば感動さえ覚えるだろう。だぶん)。この出席カードは、どの大学でも持つであろう出席管理(の内、特に代返の防止)のために用いられている。おしゃべりが好きな教員は、いつも授業でこのことを話す。

ここで、ある学生が福岡地区の他大学生と交流していて、その中で各大学の出席管理について調べ、研究してみることにした。そのためには、出席カードそのものが必要である(できるならば、メモサイズからレポート欄付のB4ほどのサイズまで)。どうやって入手したらよいだろう?

正攻法としては、教務を司る係(以降教務係)に出向き、事情を説明して受け取ることだ。その過程の中で、書類の提出を求められるかも知れない。本物では無くコピーしたものを渡されるかも知れない。何日か待たされるかも知れない。係長級まで話が上がらないといけないかも知れない。学生としては、単に友人間で出席管理方法を共有したかっただけにも関わらず、煩雑でどんどん大きくなる話に臆するだろう。(ただ、厳正な出席管理を目的とした出席カードが授業の外で出回る事態は、教務係は避けたいだろう。)

正攻法に多大なエネルギーが必要と分かれば、選ぶべきは学生の常套手段、授業で余分に配られた出席カードをポケットに入れることである。教務係からすれば、ふざけんなこの野郎、って話である。でも、学生は簡単にことを運べるし、教務係としては、わけ分からん案件がカウンターに押し寄せるよりは学生のポケットに入った出席カードの用途がどうあれ(今回のように学生の研究に使われることもあれば次回の代返に使われることもある)見て見ぬふりをしたほうが楽だろう。

非公式を選択すべき、出席管理を舞台にした例でした。

ちなみに、ボクはこの出席カード(レポート欄付B5サイズくらい)を便箋にしたことがある。でも、六本松の古い引き出しから見つけた、旧式の出席カードだったから大丈夫でしょう?だって、「九州大学全学教育機構」(2000-2006)とか「九州大学大学教育研究センター」(1994-2003)とか書いてあったんだもの。

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