天からの封書を開けよ

どうでもいい日常の中から捻り出して綴っていきます。

創立五十周年記念講堂の嘘

九大箱崎理系地区に創立五十周年記念講堂がある。2011年に九大は100周年を迎えると言っているから、遡ること50年の1961年頃に竣工した建物だと思うだろう。しかし期待を裏切るように事実は異なる。記録では1967年10月20日竣工、1968年4月12日開館となっている(大学文書館より)。1967年と言えば、歯学部が創設された年に当たる。その50年前は当然1917年であるが、大した出来事はないので、当時創立を1917年としていた、という予想は立たなくなる。おそらく当時も創立は1911年としていたと考えて、創立50周年は1961年に当たるだろう。ところが時は学生運動の混乱期。建設費の確保もあっただろうし(その時九大は大型計算機センターのみならずあちこちで建設ラッシュである)、計画からずれて1967年の竣工になったのだろう。ということで、創立五十周年記念講堂が来年めでたく築50年を迎えるかと言われればそうではない。

九州大学百周年記念事業「知の新世紀を拓く」http://100th.jimu.kyushu-u.ac.jp/

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